RAD(ラピッド・アプリケーション・デベロップメント)
意味・解説
開発支援ツールやプロトタイプを活用し、少人数で短期間にシステムを完成させる開発手法。
くわしく
RADは、文字通り「迅速(Rapid)」な開発を目指す手法です。ポイントは、ビジネスの現場では「1年後の完成」よりも「機能が最小限でも3ヶ月後の導入」が求められるシーンが増えているからです。RADの特徴は、少人数のチームが「CASEツール」や「ローコード/ノーコードツール」を使いこなし、設計書を書く代わりに動く画面(プロトタイプ)を作ってユーザーに見せる点にあります。ユーザーは実際の画面を見ながら要望を出すため、要件のズレが少なくなります。実務では、社内向けの小規模な業務ツールや、新サービスの市場検証用アプリの構築に適しています。ただし、大規模で複雑な計算が必要なシステムや、品質基準が極めて厳しいインフラ系システムには不向きです。ITパスポート試験では、「ツールによる自動化」「少人数での短期間開発」「ユーザーの積極的関与」というフレーズが正解のポイントです。
例文
現場の要望をすぐに形にするため、RADを採用して3ヶ月で営業支援システムの第一版を完成させた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 迅速開発
対義語: ウォーターフォールモデル
分類: システム開発手法