チケット駆動開発
意味・解説
「チケット」と呼ばれる作業単位でタスクを管理し、開発を進める手法。
個々の作業(要望、バグ修正、タスク等)を「チケット」として発行し、その管理を中心に行う手法。誰が何をやっているか、進捗や履歴が可視化され、作業の漏れや重複を防ぐことができる。RedmineやJira等の管理ツールが併用される。
くわしく
チケット駆動開発(TiDD)は、アジャイル開発などにおいてタスクを効率的に管理するための手法です。この手法では「チケット(または課題)」がない作業は原則として行わない(No Ticket, No Work)というルールが徹底されます。ポイントは、開発現場では日々大量の細かな修正や要望が発生し、メールや口頭だけの指示では「誰がいつまでに何をやるのか」が不明確になり、作業漏れが発生しやすいからです。チケットには、担当者、期限、優先度、現在の状態(未着手、進行中、完了など)が記録され、常に最新の進捗がチーム全体で共有されます。実務では、チケットとソースコードの変更履歴(コミット)を紐付けることで、「なぜこのコードが修正されたのか」という経緯(エビデンス)を後から正確に追跡できるようになります。これにより、開発の透明性が高まり、チームのコミュニケーションコストが大幅に削減されます。試験では、「作業の可視化」や「進捗管理」の文脈で登場します。
例文
リモートワークでの開発を円滑にするため、チケット駆動開発を導入して全メンバーのタスク状況をクラウド上で共有した。
同義語: BTS利用開発
分類: タスク管理手法