レジリエンス・スコア
意味・解説
システムが障害や攻撃を受けた際、どれだけ耐え、どれだけ迅速に正常な状態へ復旧できるかという「しなやかな強さ」を数値化した指標。
アベイラビリティが「壊れないこと」を測るのに対し、レジリエンス・スコアは「壊れた後の立ち直り」に焦点を当てる。カオスエンジニアリングの結果などから算出される。
くわしく
「システムの『立ち直る力(レジリエンス)』の通知表」です。
1.測定項目:
障害が発生してから検知するまでの時間、自動復旧にかかった時間、影響を受けたユーザーの割合などを総合して点数化します。
2.目的:
単に『最近エラーがないね』と安心するのではなく、『もし明日サーバーが半分壊れても、このスコアなら5分で直るはずだ』と予測・準備するために使います。ポイントは、複雑化した現代のシステムは100%の防御が不可能なため、『いかに早く、しなやかに戻るか』という評価軸がビジネスの継続性に直結するからです。
例文
カオスエンジニアリングによる疑似障害テストを繰り返し、Webサービスのレジリエンス・スコアを前年度より20%改善した。
同義語: レジリエンス指標 / 復元力スコア
分類: システムの信頼性・継続性管理