テストデータ
意味・解説
システムの動作確認(テスト)のために準備された、入力用のデータ。
テストケース(テストケース)に基づいて、実際にプログラムに読み込ませる値やファイル。正常に動作するかを確かめる「正常値」、エラー処理を確認する「異常値」、その境目である「境界値」などが含まれる。テストの精度を高めるために、本番データを匿名化して利用することもある。
くわしく
システムのバグを効率よく見つけるための、精密に設計された検証用素材である。
1.データの種類の網羅:単に正しいデータを入れるだけではなく、わざと空文字を入力したり、文字数制限を超える値を入れたりすることで、堅牢性を確認する。大量のデータを投入して、処理能力の限界(負荷)を測る際にも用いられる。
2.品質の維持:一度作成したテストデータは、修正後の再確認(回帰テスト)でも繰り返し使用される。テストの条件を一定に保つための「基準」としての役割を持つ。
3.実務でのセキュリティ:本番環境の個人情報をそのままテストに使うことは重大なリスクとなるため、情報の「マスキング」や、本番を模した「擬似データ作成ツール」の活用が標準的な作法である。データの質が悪いと、本番稼働後に予期せぬ不具合が発生する原因となる。
例文
年齢入力欄のテストデータとして、有効な「25」のほか、無効な「-1」や「あ」を準備した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、9回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 検証データ
対義語: 本番データ
分類: ソフトウェアテスト