回帰テスト
意味・解説
プログラムの修正により、正常だった他の部分に悪影響が出ていないか確認するテスト。
システムの変更や不具合修正を行った後、その影響で今まで正常に動作していた箇所に新たなバグ(デグレード)が発生していないかを検証する。プログラムを一部直したことで別の場所が壊れる「先祖返り」を防ぐために実施される。テストの量が多くなるため、自動化ツールがよく使われる。
くわしく
「一箇所を直したら別が壊れた」という事故を防ぐための、繰り返し行われる安心確認の作業である。
1.目的:修正による意図しない影響(副作用)の検知。新機能の追加後や、OS・ライブラリのアップデート後に行われる。
2.範囲:修正箇所に関連する部分だけでなく、重要機能(ログインや決済など)を中心に全体を広く浅く、あるいは深く確認する。これを何度も繰り返すことから「退行テスト」とも呼ばれる。
3.自動化の重要性:機能が増えるたびに回帰テストの項目は累積していく。人手で行うには限界があるため、テストスクリプトを作成してプログラムで自動実行することが一般的である。
実務では、CI/CDパイプラインの中に回帰テストを組み込み、コードが変更されるたびに自動で全機能チェックを行うことで、常に高い品質を維持する。
例文
OSのアップデートに伴い、全主要機能に対して回帰テストを実施し、既存のデータベース連携に問題がないことを確認した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: リグレッションテスト, 退行テスト, レグレッションテスト, リグレッションテスト / 退行テスト, 回帰テスト(レグレッションテスト)
分類: ソフトウェアテスト