デグレード(先祖返り)
意味・解説
プログラムの修正や機能追加を行った際に、今まで正常に動いていた別の箇所に不具合が出たり、過去に直したはずのバグが再発したりすること。
「退歩」「改悪」を意味する。修正が他のモジュールに予期せぬ副作用を及ぼしたり、古いバージョンのソースコードを誤って上書きしたりすることで発生する。これを防ぐために、変更後も既存機能が壊れていないかを確認する「回帰テスト(レグレッションテスト)」が不可欠となる。
くわしく
「一箇所を修理したら、別の場所から火を吹いたり、昔直したはずの故障が復活したりする『がっかり』現象」です。
1.原因:
複雑なプログラムの依存関係を把握しきれていない場合や、チーム内でのコード管理(Git等)のミスで起こります。
2.対策:
修正のたびに全機能を自動でテストする「自動回帰テスト」の導入が、現代の開発では必須です。
例文
新機能のリリース直後にデグレードが発覚したため、急遽旧バージョンへの切り戻しを実施した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 先祖返り, 退行, リグレッション
対義語: アップグレード, 進歩
分類: ソフトウェア品質