リファクタリング
意味・解説
外部から見た動作を変えずに、プログラムの内部構造を整理してメンテナンス性を高めること。
ソフトウェアが提供する機能(外部仕様)は変えずに、内部のソースコードを整理して、理解しやすく、修正しやすい構造に書き換えること。技術的負債を解消し、長期的な保守コストの削減やバグの混入防止を目的に行われる。
くわしく
リファクタリングは、プログラムの「健康診断」や「大掃除」に例えられます。ポイントは、開発が長く続くと、場当たり的な修正が重なり、プログラムが「スパゲッティコード」と呼ばれる複雑で解読困難な状態(技術的負債)になりがちだからです。これを放置すると、新しい機能を追加した際に予期せぬバグが発生したり、修正に時間がかかったりするようになります。リファクタリングを行うことで、コードの可読性(読みやすさ)が高まり、開発チーム全体の生産性が維持されます。実務では、アジャイル開発やXP(エクストリーム・プログラミング)のプラクティスとして重視されており、機能を追加する前後でこまめに実施されます。重要なルールとして、リファクタリングによって「動作(仕様)」が変わっていないことを保証するために、自動テスト(ユニットテスト)がセットで行われる必要があります。試験では、「外部からの動作は変えない」という定義が最も狙われるポイントです。
例文
将来の機能拡張に備えて、複雑になっていた認証処理のプログラムをリファクタリングして整理した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、3回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)