サービス要求管理
意味・解説
ITサービスの提供・継続的改善に関わる運用概念。
ユーザーからの「サービス要求(標準的な依頼や質問)」を受け付け、合意された手順に従って迅速に解決するプロセスである。障害対応を行う「インシデント管理」とは区別される。FAQを整備することで、ユーザーが自己解決できる環境を整えることもこの活動の一部である。
くわしく
ITサービスの利用に伴って発生する、定型的かつ低リスクなユーザーからの要望を効率よく捌くための管理プロセスである。
1.要求の受付と分類:パスワードのリセット、PCの配布依頼、マニュアルの照会など、あらかじめ定義された「サービス要求」として受け付ける。
2.標準的な手順による処理:定型業務であるため、承認フローや実行手順を自動化・マニュアル化し、担当者の負担を減らしつつ迅速に対応する。
3.情報の提供:ユーザーが現在の処理状況を確認できる窓口(セルフサービスポータルなど)を提供し、満足度を高める。
実務での使われ方:ヘルプデスク業務において、頻出する依頼を自動ワークフロー化することで、対応時間を短縮する。これにより、専門スタッフを難易度の高い障害対応に集中させることができる。
例文
サービス要求管理の効率化を目指し、社員の住所変更に伴うシステム更新を自動ワークフローで完結させる仕組みを導入した。
同義語: 要求実現
対義語: インシデント管理
分類: サービスマネジメント