IT投資効果の四象限分析
意味・解説
IT投資の成果を「売上アップ(攻め)」「コストダウン(守り)」「短期的」「長期的」などの2軸で分類し、投資の妥当性やバランスを評価する手法。
IT投資ポートフォリオの実践ツール。投資を「戦略的価値」と「経済的効果(ROI)」でマッピングし、リソースの最適配分を視覚的に検討するために用いる。
くわしく
「IT予算の使い道を『4つの部屋』に分けて、栄養バランスをチェックすること」です。
1.軸の設定:
例えば、縦軸に『競争優位性の向上(攻め)』、横軸に『業務効率化(守り)』を置きます。
2.理想のバランス:
守りの部屋ばかりに予算が偏ると将来の成長が止まり、攻めばかりだと足元の基盤が揺らぎます。ポイントは、IT投資は目に見えにくい効果(間接的効果)が多く、単なる金額の比較だけでは、将来のために本当に必要な『攻めの投資』が切り捨てられてしまうリスクがあるからです。
例文
次年度のIT予算編成において、IT投資効果の四象限分析を実施し、インフラ維持コスト(守り)を削減して、AIチャットボットによる売上向上施策(攻め)へ予算をシフトした。
同義語: IT投資マトリックス分析
分類: ITマネジメントの意思決定手法