ロングテール
意味・解説
ヒット商品以外のニッチな商品の売上合計が、ヒット商品の売上を上回る現象。
インターネット販売において、売れ筋の上位商品だけでなく、あまり売れない多数のニッチな商品群を幅広く取り扱うことで、その合計売上がバカにできない規模(時にはヒット商品を凌ぐ)になること。グラフの裾野が長く伸びる様子から名付けられた。
くわしく
ロングテールは、インターネット時代の到来によって注目された販売戦略です。従来の店舗販売では、棚のスペースが限られているため、売れ筋の20%が全体の売上の80%を作るという「パレートの法則」に従い、死に筋商品は排除されてきました。しかし、Amazonなどのネット通販では、物理的な棚の制限がなく、在庫管理コストも低いため、年に数冊しか売れないような「ニッチな本」を数百万種類並べることができます。すると、個々の売上は小さくても、数百万種類の合計売上が、数少ないベストセラーの売上を上回るという逆転現象が起きます。ポイントは、この戦略によって企業は特定のヒット作に頼ることなく、安定した収益基盤を築けるからです。ITパスポート試験では、「パレートの法則(80:20)」との対比や、「店舗面積の制約がないインターネットビジネス」という文脈で頻繁に出題されます。
例文
当社の電子書籍サイトは、ロングテールの考え方に基づき、自費出版などのマイナーな作品も積極的に取り扱うことで売上を伸ばしている。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)