内部留保
意味・解説
企業が稼いだ利益のうち、配当金などとして外部に流出させず、社内に蓄積した資金の蓄え。
会計上の正式名称は「利益剰余金」。将来の設備投資、研究開発、不況時の備えとして確保される。現金として金庫に眠っているわけではなく、多くは工場や設備、ソフトウェア、在庫といった資産の形で運用されている。企業の財務的な体力や安定性を示す重要な指標。
くわしく
「会社がこれまでに稼いできた『利益の貯金』の通算額」のことです。
1.仕組み:
毎年の「当期純利益」から「株主への配当」を引いた残りが、毎年積み上がっていきます。
2.誤解:
「内部留保を吐き出せ」という議論がありますが、これは「現金が余っている」という意味ではなく、そのお金ですでに新しい機材(ITシステム等)を買っていることが多いため、即座に現金として配れるわけではありません。
例文
リーマンショックのような不測の事態に備え、一定の内部留保を確保しつつ、成長分野への投資を継続した。
同義語: 利益蓄積, 社内留保
対義語: 配当金(外部流出)
分類: 財務会計 / 資本構成