アライアンス
意味・解説
複数の企業が互いの利益のために提携し、協力関係を築く経営手法。
自社にない技術や経営資源を補うために、他社と資本提携や業務提携を行うこと。企業買収(M&A)とは異なり、各企業は独立性を維持したまま、特定のプロジェクトや市場において協力し合う。迅速な事業展開やコスト削減、リスク分散を目的として行われることが多い。
くわしく
「一社完結」を捨て、外部の強みを活用して競争優位を築く「戦略的提携」である。
1.主な形態:技術を共有する「技術提携」、お互いの商品を売り合う「販売提携(クロス販売)」、特定の事業のために共同で会社を設立する「ジョイントベンチャー(合弁)」などがある。また、少額の株式を持ち合う「資本提携」によって、より強固な関係を築く場合もある。
2.メリット:M&Aに比べて多額の資金を必要とせず、短期間で開始でき、目的が達成された際の解消も比較的容易である。互いの弱点を補完し合う「1+1=3」の相乗効果(シナジー)を狙うのが実務での基本である。
3.実務での意義:DX(デジタルトランスフォーメーション)の時代において、IT企業と伝統的な事業会社がアライアンスを組み、新しいビジネスモデル(例えば自動車メーカーとIT企業の自動運転開発)を創出する事例が急増している。
例文
新興国市場への早期参入を目指し、現地の物流最大手と戦略的アライアンスを締結した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、9回登場しています(出題された年度: 9年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 戦略的提携, 業務提携, 企業連携
対義語: 独占的経営
分類: 経営戦略