クロック
意味・解説
コンピュータ内部の各回路の間で動作のタイミングを合わせるための信号。
CPUなどの電子回路が処理を行う際のメトロノームのような役割を果たす周期的な信号。1秒間に繰り返される信号の回数を「クロック周波数」と呼び、単位はHz(ヘルツ)で表す。一般的にクロック周波数が高いほど、一定時間内に多くの命令を実行できるため、処理速度が速くなる。
くわしく
コンピュータが整然と、かつ高速に動作するための「合図」である。
1. 同期の重要性:CPUの内部では膨大な数の計算が行われている。各部品がバラバラに動くとデータの衝突や誤作動が起きるため、クロック信号という共通のタイミングに合わせて一斉に動作する。
2. 性能の指標:かつては「周波数の高さ=性能」の図式が強かったが、現在は1クロックで処理できる命令数を増やす工夫(パイプライン処理など)や、複数の処理コアを載せる多核化により、周波数だけで性能は決まらなくなっている。
3. 発熱の問題:クロック周波数を上げすぎると消費電力が増大し、激しい発熱を引き起こす。そのため、最近のPCやスマートフォンでは負荷に応じて周波数を動的に変化させ、省エネと冷却を両立させる制御が行われている。
例文
CPUのスペック表を確認したところ、ベースクロックは2.5GHz、ブースト時は最大4.2GHzであった。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、10回登場しています(出題された年度: 9年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: クロック信号
分類: プロセッサ