アクセス管理
意味・解説
誰が、どのシステムやデータに対して、どのような操作をできるかを適切に制御すること。
システム利用者の識別、認証、認可の一連のプロセスを管理すること。最小権限の原則に基づき、必要な人にのみ必要な権限を与え、利用状況をログで監視・記録する。内部不正や外部攻撃から重要資産を守るための根幹的な活動である。
くわしく
アクセス管理は、「情報の出入り口」を統制するための、アイデンティティ管理(ID管理)の中核をなす概念である。
1. 3つのフェーズ:(1)利用者が誰かを示す「識別」、(2)本人であることを確認する「認証」、(3)何を許可するか決める「認可」の3段階で構成される。これらを一貫して管理することで、適切なアクセスを保証する。
2. ライフサイクル管理:新入社員への権限付与、部署異動による権限変更、退職者のアカウント削除といった一連の流れを正確に行う必要がある。特に「退職者のID削除漏れ」は、外部からの侵入経路となるリスクが高いため実務上極めて危険である。
3. 特権IDの管理:管理者権限を持つ「特権ID」は、誤用や悪用による影響が甚大なため、利用を都度申請制にしたり、作業ログを全て記録したりするなどの厳格な管理が求められる。現代ではシングルサインオン(SSO)などの技術を用いて効率化と強化を同時に行うことが多い。
例文
内部統制を強化するため、アクセス管理規定を見直し、半年に一度のアカウント棚卸しを義務付けた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 3年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: アクセス制御管理
分類: 情報セキュリティマネジメント