ガントチャートとアローダイアグラム
意味・解説
スケジュールの進捗を可視化する「ガントチャート」と、作業の順序関係を示す「アローダイアグラム」。
くわしく
スケジュール管理において、目的の異なる2つの図を使い分けます。
1.ガントチャートは、縦軸に作業項目、横軸に時間をとり、作業期間を横棒(バー)で示します。予定と実績のズレを視覚的に把握するのに最適ですが、作業間の依存関係(Aが終わらないとBが始められない等)は表現しにくいのが欠点です。
2.アローダイアグラム(PERT図)は、丸(結合点)と矢印(作業)でネットワークを形成し、作業の前後関係を明確にします。ポイントは、これによって「絶対に遅れてはいけない一連の作業(クリティカルパス)」が見つかるからです。クリティカルパスが1日遅れるとプロジェクト全体が1日遅れます。実務では、全体の把握にガントチャート、論理的な分析にアローダイアグラムを併用します。ITパスポート試験では、アローダイアグラムの図からクリティカルパスの長さを計算させる問題が定番です。
例文
プロジェクトの進捗報告ではガントチャートを用いて予定との差を示し、アローダイアグラムでクリティカルパス上の作業を重点管理した。
同義語: 工程管理図
分類: スケジュール管理