デュアルシステムとデュプレックスシステム
意味・解説
信頼性を高めるための2台構成の方式。常に2台で同じ処理をする「デュアル」と、予備を待機させる「デュプレックス」。
デュアルシステムは、2台が同じ処理を行い結果を照合する。デュプレックスシステムは、本番機と予備機を分け、故障時に切り替える。待機状態によりホットスタンバイとコールドスタンバイがある。
くわしく
システムの「止まらなさ」を追求する構成案です。
1.デュアルシステム:
最も信頼性が高い。2台が常に同じ処理を行い、結果を突き合わせます。1台が壊れても、もう1台で処理を継続できます。
2.デュプレックスシステム:
効率性を考慮した構成。通常は本番機のみが動き、予備機は待機するか別の処理をします。故障時の切り替えが速い「ホットスタンバイ(電源ONで即稼働可)」と、切り替えが遅い「コールドスタンバイ(電源OFFまたは別用途で使用中)」があります。ポイントは、銀行のオンラインシステムのような、一瞬の停止も許されない環境ではデュアルシステムが、コストを抑えつつ安全性を確保したい環境ではデュプレックスシステムが選ばれるからです。
例文
銀行の基幹業務には、極めて高い信頼性が求められるため、デュアルシステムを採用して24時間365日の稼働を保証している。
同義語: 2重化構成
対義語: シングルシステム
分類: 信頼性設計