データ主権(データ・ソブリン)
意味・解説
データが保存されている物理的な場所(国や地域)の法律や規制が、そのデータに適用されるという概念。
くわしく
「データにとっての『本籍地』と、そこでの『法律ルール』」です。
1.背景:
以前はどこに保存しても同じだと思われていましたが、米国や欧州で法律が厳しくなり、『自国のデータは自国内に置け』という要求(データ・ローカライゼーション)が増えています。
2.リスク:
外国のクラウドを使うと、自国の法律ではなく、そのクラウド会社の所在地の法律によってデータが検閲されたり、差し押さえられたりする可能性があります。ポイントは、公的機関や機密情報を扱う企業にとって、データの『物理的な居場所』を知ることは、セキュリティ上の法的義務になりつつあるからです。
例文
自治体のマイナンバー関連データをクラウドに保存する際、データ主権を確保するため、日本国内のデータセンターのみを使用する契約を結んだ。
同義語: データ・ソブリンティ / データ所在権
分類: デジタル・ガバナンス