ページフォールトと平均アクセス時間
意味・解説
仮想記憶において、必要なページが主記憶になく、補助記憶(ディスク)から読み出す必要が生じる現象(ページフォールト)と、その発生率を加味した平均速度の計算。
平均アクセス時間 = $ (1 - ext{発生率}) imes ext{主記憶の速度} + ext{発生率} imes ext{ディスクの速度} $ 。ディスクの速度は極めて遅いため、発生率のわずかな上昇が性能を劇的に低下させる。
くわしく
「記憶の取り寄せ」に伴う遅延の計算です。
1.ページフォールト:
主記憶が満杯で、ハードディスクまでデータを取りに行く「空振り」の状態。
2.ペナルティ:
主記憶(ナノ秒単位)に比べ、ディスク(ミリ秒単位)は数十万倍遅いため、この空振りが頻発するとシステムが極端に重くなる(スラッシング)に繋がります。ポイントは、メモリを増設すべきか、プログラムの構造を変えるべきかを判断する定量的な指標になるからです。
例文
ページフォールトが頻発してシステム全体の平均アクセス時間が悪化したため、主記憶(RAM)の増設を行った。
同義語: ページ欠損
分類: メモリ管理