一方向関数による処理
意味・解説
入力から結果を計算するのは非常に簡単だが、結果から元の入力を逆算することは実質的に不可能な計算処理。ハッシュ化など。
情報セキュリティの基盤となる数学的性質。パスワードそのものを保存せず、一方向関数で変換した「ハッシュ値」のみを保存することで、万が一データが流出してもパスワードを盗まれないようにする仕組み。ディジタル署名や完全性の確認に利用される。
くわしく
「『肉からミンチ』は一瞬で作れるが、『ミンチから元の肉の形』に戻すのは不可能な料理」に例えられます。
1.活用:
ログイン時のパスワード確認。サーバーはハッシュ値だけを持っています。入力されたパスワードをその場で一方向関数にかけ、保存されている値と一致すれば本人と認めます。
2.特徴:
入力が1ビットでも変われば、出力される結果は劇的に変化します。
例文
システムのセキュリティを強化するため、会員パスワードをソルト付きの一方向関数による処理で保存した。
同義語: ハッシュ化処理, 不可逆計算
対義語: 復号可能な暗号化
分類: 暗号技術