匿名加工情報
意味・解説
個人情報を、特定の個人を識別できないように加工し、かつ元の個人情報を復元できないようにした情報。
個人情報保護法で定義されている。適切な加工(氏名の削除、特異な値の一般化等)を施すことで、本人の同意を得ずに第三者への提供や、ビッグデータとしての自由な利活用が可能になる。利用する側には、元の個人を特定しようとする「再識別(名寄せ)」の禁止が義務付けられている。
くわしく
「プライバシーを守りつつ、データを『宝の山』として有効活用するための、高度な目隠し処理を施したデータ」のことです。
1.加工の条件:
①氏名などを消す、②住所を市町村単位にする、③生年月日を年単位にするなど、複数の情報を組み合わせても「誰か」が絶対に分からないようにします。
2.意義:
医療分野での研究や、交通データの分析による渋滞緩和など、社会全体の利益のために個人情報を安全に使うための「ルール」です。
例文
顧客の購買データを匿名加工情報に変換した上で、マーケティング会社に提供し、消費トレンドの共同研究を開始した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 非識別化情報
対義語: 個人情報, 要配慮個人情報
分類: データ保護法制 / 情報管理
この用語は生成AIパスポート試験にも出ます
生成AIパスポート試験(生成AI活用普及協会)の公式シラバス第4版では、第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 の 4-3 に「匿名加工情報」として掲載されています。ITパスポートと重なるのは全191語中42語で、その1つがこの用語です。