プライバシーバイデザイン
意味・解説
システムやサービスの企画・設計段階から、個人情報の保護やプライバシーへの配慮を組み込んでおくという考え方。
「後付けの配慮」ではなく、デフォルトの状態でプライバシーが守られていることを目指す。データの匿名化技術の採用や、必要以上の情報を取得しない設計などが含まれる。GDPR(欧州一般データ保護規則)などの国際的なプライバシー保護の潮流において、基本原則の一つとされている。
くわしく
「サービスを作った後で『プライバシー設定』を作るのではなく、最初から『個人情報が漏れない・そもそも集めない構造』にしておくこと」です。
1.原則:
「デフォルト(初期状態)でプライバシー保護が有効」であることが求められます。
2.メリット:
ユーザーの信頼を獲得しやすくなり、万が一の漏洩時にも被害を最小限に抑えられます。
3.具体例:
メッセージアプリで、最初から「エンドツーエンド暗号化」が有効になっている状態などがこれに当たります。
例文
新規のSNSアプリ開発において、プライバシーバイデザインを導入し、位置情報の公開範囲が初期設定で「非公開」になるように設計した。
同義語: プライバシーへの配慮を組み込んだ設計
分類: 情報ガバナンス