匿名化
意味・解説
データに含まれる氏名や生年月日などの個人を特定できる情報を削除したり加工したりして、特定の個人を識別できないようにすること。
個人情報保護法における「匿名加工情報」などの作成に用いられる技術。単に名前を消すだけでなく、住所を「〇〇県」までに広げたり、特異なデータ(最高齢など)を平均化したりすることで、他の情報と照合しても個人を再識別(名寄せ)できないようにする。ビッグデータの利活用とプライバシー保護を両立させるための鍵となる。
くわしく
「データの中にある『誰であるか』というヒントを消して、安全に再利用できるようにするデジタルの目隠し」です。
1.手法:
マスキング(伏せ字)、攪乱(わずかに数字を変える)、一般化(年齢を『30代』にする)など。
2.不可逆性:
匿名化されたデータから元の個人情報を復元することは、理論上不可能である必要があります。
3.意義:
医療データなどを匿名化して公開することで、プライバシーを守りつつ新しい病気の研究などに役立てることができます。
例文
学術研究のために購買履歴を外部へ提供するにあたり、厳格なアルゴリズムを用いてデータの匿名化を実施した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 非識別化, データ匿名化
対義語: 再識別 (Re-identification)
分類: データ保護技術