BPRとアウトソーシング
意味・解説
業務を根本から作り直す「BPR」と、外部の専門組織に委託する「アウトソーシング」。
BPRはコスト・品質・サービス・スピードを劇的に改善するために、既存の組織や業務フローを抜本的に再設計すること。アウトソーシングは自社の非核(ノンコア)業務を外部に委託し、経営資源をコア業務に集中させる手法。
くわしく
効率的な組織運営のための2つの強力な手段です。
1.BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)は、部分的な改善(カイゼン)にとどまらず、プロセスの視点から「そもそもこの業務は必要か」というレベルでゼロから作り直します。ITの導入を前提として、従来の職能別組織の壁を取り払い、顧客価値を最大化するフローへ再構築します。
2.アウトソーシングは、自社よりも専門性が高く低コストな外部業者に業務を委託します。特にコールセンターや経理、情報システムの運用などを丸ごと委託することをBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)と呼びます。ポイントは、変化の激しい現代では、すべての業務を自前で行うよりも、強み(コアコンピタンス)に特化し、それ以外を最適化する戦略が不可欠だからです。試験では、BPRの「抜本的・再設計」というキーワードや、アウトソーシングの目的である「経営資源の集中」が問われます。
例文
競争力を高めるため、受注から配送までのフローをBPRによって一新し、物流業務は専門会社へアウトソーシングした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、12回登場しています(出題された年度: 11年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)