コアコンピタンス
意味・解説
他社に真似できない、その企業独自の核となる能力のこと。
長年の活動を通じて蓄積された、競合他社が容易に模倣できない企業独自の核となる能力。顧客に価値をもたらし、多様な市場へ展開可能で、他社が真似しにくいという3つの条件を満たすものを指す。持続的な競争優位の源泉となる。
くわしく
コアコンピタンスは、ゲイリー・ハメルとC.K.プラハラードによって提唱された概念で、企業の「勝ち筋」となる独自の武器を指します。具体的には「顧客に明確な利益をもたらすこと」「競合他社が模倣しにくいこと」「複数の市場や製品に展開できること」の3条件をすべて満たす能力を指します。ポイントは、成熟した市場において、単なる『強み』だけではすぐに他社に追随されてしまいますが、コアコンピタンスは組織文化や独自の技術の積み重ねであるため、模倣が困難で長期的な利益を生むからです。実務では、自社のコアコンピタンスを再定義し、そこに経営資源を集中させることで、差別化を図ります。例えば、ホンダのエンジン技術、ソニーの小型化技術、シャープの液晶技術などが代表例です。ITパスポート試験では、「他社が真似できない」「独自の核となる能力」というフレーズが正解の決め手となります。
例文
当社のコアコンピタンスである光学技術を応用し、スマートフォン向けの高性能なカメラレンズ市場で圧倒的なシェアを獲得した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 7年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 核となる能力
分類: 経営戦略手法