VRIO分析
意味・解説
企業の内部リソース(経営資源)が持つ競争優位性を4つの指標で評価する手法。
Value(経済価値)、Rarity(希少性)、Inimitability(模倣困難性)、Organization(組織)の頭文字。これらを順に問い、自社の強みが「持続的な競争優位」であるかを確認する。
くわしく
J.B.バーニーが提唱した、リソース・ベースド・ビュー(RBV)に基づくフレームワークです。
1.Value(経済価値):
その資源は機会を活かし、脅威を無力化できるか。
2.Rarity(希少性):
その資源を持つ競合は少ないか。
3.Inimitability(模倣困難性):
他社が真似するには多額のコストがかかるか。
4.Organization(組織):
その資源を活用できる組織体制が整っているか。ポイントは、たとえ価値があって珍しい資源でも、他社にすぐ真似されたり(模倣困難性の欠如)、組織がバラバラだったりすると、一時的な成功で終わってしまうからです。全てを満たすことで初めて「持続的な競争優位」が確立されます。試験では、4つの要素の名称と、特に「模倣困難性(真似されにくさ)」が長期的な勝ち残りに不可欠であるという点が問われます。
例文
自社の物流ネットワークをVRIO分析した結果、高い希少性と模倣困難性を備えていることが確認され、これを戦略の核に据えた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 経営資源分析, 総保有コスト分析 / ライフサイクルコスト分析
分類: 経営戦略