HRM(人的資源管理)と目標管理(MBO)
意味・解説
人を「資源」と捉えて活用する「HRM」と、目標達成で人を動かす「MBO」。
くわしく
現代の経営において、競争優位の源泉は「人」にあるという考え方が主流です。
1.HRM(人的資源管理)は、従来の『人事管理』がコスト抑制や事務処理に重点を置いていたのに対し、従業員の持つ知識や能力を、企業の戦略目標を達成するための『資産(リソース)』と捉え、投資(教育)や配置を最適化する考え方です。
2.MBO(目標管理:
Management by Objectives)は、ドラッカーが提唱した手法です。上司から目標を押し付けるのではなく、部下が自ら設定した目標を上司が承認し、その結果で評価します。ポイントは、自分で決めた目標には「やらされ感」がなく、モチベーションの向上と自己成長に繋がるからです。ただし、目標が低く設定されがちになる点や、数字で見える目標ばかりが優先される点に注意が必要です。試験では、HRMの目的(組織活性化)や、MBOのプロセス(自己管理)に関する理解が問われます。
例文
企業の持続的な成長には、最新技術を習得させるHRMと、個人の意欲を引き出す目標管理(MBO)の双方が不可欠である。
同義語: 人的資本経営 / 目標管理制度
分類: 経営管理