キャズム理論
意味・解説
新技術や新製品が普及する際、初期市場からメインストリーム市場へ移行する間に存在する、深く大きな溝(キャズム)。
ジェフリー・ムーアが提唱した。イノベーター理論の「初期採用者(アーリーアダプター)」と「前期追随者(アーリーマジョリティ)」の間には断絶があり、ここを超えない限り市場全体への普及は進まないという理論。
くわしく
「『新しいものが好き』な人たちから、『みんなが使っているから使う』という普通の人たちへバトンタッチする時に現れる、最大の難所」です。
1.溝の理由:
初期採用者は「新しさ・革新性」を求めますが、マジョリティ層は「安心感・実績」を求めるため、売り方が根本的に異なります。
2.克服:
特定の狭い市場で圧倒的な実績を作り、マジョリティ層が安心して買える「実例」を示すことが必要です。
例文
最新のAIデバイスは、一部のガジェット愛好家には普及したが、キャズムを乗り越えて一般家庭に浸透するかが課題となっている。
同義語: 普及の溝
分類: イノベーション普及理論