フリー・キャッシュフロー(IT投資用)
意味・解説
企業が事業活動で得た現金から、設備の維持・更新に必要な支出を差し引いた、会社が自由(フリー)に使える現金の純増分のこと。
計算式は $FCF = ext{営業活動によるキャッシュフロー} - ext{投資活動によるキャッシュフロー}$。これが潤沢であれば、借金に頼らずに新規のIT投資や株主還元を行う「体力」があることを示す。
くわしく
「商売で稼いだお金のうち、今の店を維持するための出費を差し引いた、本当の意味での『お小遣い』」です。
1.重要性:
帳簿上の利益(黒字)が出ていても、このFCFがマイナスなら、手元に現金がなく、新しいIT投資ができません。
2.IT戦略との関係:
攻めのデジタルトランスフォーメーション (DX)を行うためには、この『自由なお金』をいかに確保するかが経営者の最大の課題となります。ポイントは、IT投資は一度始めると継続的な費用がかかるため、将来にわたってこのFCFを生み出し続けられるかどうかが、投資の成否を分けるからです。
例文
DX推進のための予算確保に向け、在庫管理の徹底によるキャッシュフローの改善を図り、潤沢なフリー・キャッシュフローを創出した。
同義語: 純現金収支 / 自由資金
分類: IT財務管理