貸倒引当金
意味・解説
将来の損失(貸倒れ)を現在の費用として先取りする処理。貸借対照表では資産のマイナス項目として表示される。過去の実績に基づく「貸倒実績率」などを用いて計算する。慎重な経営(保守主義の原則)を象徴する勘定項目。
くわしく
「売掛金(ツケ)のうち、何割かは返ってこないかもしれない…と覚悟して、あらかじめ『損』として蓄えておく保険」のようなものです。
1.目的:
実際にお金が回収不能になってから慌てないよう、あらかじめ損を計上しておくことで、現在の利益を正しく(控えめに)算出します。
2.調整:
景気が悪くなり取引先の不安が増すと、この引当金を増やしてリスクに備えます。
例文
特定の取引先の経営不安が報じられたため、個別評価により貸倒引当金を追加で計上した。
同義語: 貸倒準備金
分類: 引当金 / 会計上の見積もり