DHCP(ディーエイチシーピー)
意味・解説
ネットワークに接続するコンピュータに対して、IPアドレスなどの設定情報を自動的に割り当てるプロトコル。
ネットワーク上のDHCPサーバが、接続してきたPCやスマートフォンに対して、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定情報を自動で貸し出すプロトコル。手動設定の手間を省き、アドレスの重複ミスを防ぐ。
くわしく
DHCPは、ネットワーク管理を劇的に効率化する技術です。もしDHCPがないと、新しいデバイスをネットワークに繋ぐたびに、管理者が空いているIPアドレスを探して手作業で設定しなければなりません。DHCPを導入すると、デバイスが起動時に「IPアドレスを貸してください」という信号(ブロードキャスト)を送り、DHCPサーバが「このアドレスを一定期間貸し出します」と応えることで、ユーザーが意識することなく通信設定が完了します。ポイントは、カフェのWi-Fiやスマートフォンのテザリングなど、不特定多数の機器が入れ替わる環境でも、限られたIPアドレスを無駄なく再利用できるからです。実務では、この「貸し出し期間(リース期間)」の設定が重要で、期間が短すぎると再取得の通信負荷が増え、長すぎると使われていないアドレスが埋まりっぱなしになるというトレードオフがあります。試験では、「IPアドレスの自動割り当て」という定義が最頻出です。
例文
社内Wi-Fiの利用者増加に対応するため、DHCPサーバの設定を変更し、割り当て可能なIPアドレスの範囲を拡大した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 8年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)