ペネトレーションテスト
意味・解説
実際のサイバー攻撃を模した手法でシステムに侵入を試み、弱点を探るテスト。
専門のエンジニアがハッカーと同じ手法を用いて、ネットワークやシステムに実際に侵入を試みる擬似攻撃型テスト。既知の弱点を網羅的に探す「脆弱性診断」に対し、こちらは「特定の目的(データの奪取など)が達成できるか」という侵入の可能性と影響範囲を実証的に検証する。
くわしく
「泥棒のふりをして家に忍び込み、鍵の甘さを証明する」実戦形式のセキュリティ診断である。
1.実戦的な検証:単なるツールのスキャンではなく、複数の脆弱性を組み合わせて侵入できるか、検知システム(IDS/IPS)をかいくぐれるかといった、人間の高度な判断を伴う攻撃を行う。
2.シナリオベース:あらかじめ「顧客データベースの情報を抜き取る」「管理者権限を奪取する」といったゴールを設定し、その達成に向けたあらゆる攻撃経路を試す。
3.報告と改善:侵入に成功した経路や手法を詳細にレポートし、それに基づいた具体的な対策を講じることで、本物の攻撃を受けた際の防御力を高める。
実務では、金融機関や官公庁、大規模な個人情報を扱うWebサービスなど、高いセキュリティが求められる組織で定期的に実施される。
例文
外部のセキュリティ企業に依頼してペネトレーションテストを実施したところ、社員の弱いパスワードを足がかりに内部ネットワークまで侵入可能であることが判明した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)