TCPとUDPの違い
意味・解説
信頼性重視の「TCP」と、速度・リアルタイム性重視の「UDP」。
くわしく
TCPとUDPは、どちらもトランスポート層(第4層)で動くプロトコルですが、その性格は対照的です。
1.「TCP(Transmission Control Protocol)」は、通信を開始する前に『3ウェイハンドシェイク』という手順で相手と同期し、データが届いたかを確認しながら進めます。もしデータが欠けたら再送するため、信頼性が非常に高いです。Web閲覧(HTTP)やメール、ファイル転送など、1ビットのミスも許されない通信に使われます。
2.「UDP(User Datagram Protocol)」は、相手の返事を待たずに次々とパケットを送り出します。オーバーヘッドが少なく高速なため、少々のデータ欠落よりもリアルタイム性が重視される動画配信、音声通話(VoIP)、オンラインゲーム、およびDNSの問い合わせなどに適しています。ポイントは、すべての通信をTCPにするとネットが遅くなり、すべてをUDPにするとデータが壊れてしまうため、サービスの目的に応じた使い分けが不可欠だからです。
例文
Webサイトの閲覧にはデータの正確性が求められるためTCPが使用され、Web会議の音声伝送にはUDPが好んで使われる。
同義語: 第4層プロトコル
分類: TCP/IP