スーパースカラ
意味・解説
CPU内部に複数のパイプラインを持ち、1クロックサイクルで複数の命令を同時に実行する方式。プロセッサの高速化技術。
単一のパイプライン(順次実行)を複数並べることで、処理効率を劇的に向上させる。例えば、足し算用の回路と掛け算用の回路を同時に動かすイメージ。現在のほぼ全てのPC・スマートフォン用プロセッサに採用されている基本アーキテクチャ。
くわしく
「工場の製造ラインを『1列』から『複数列』に増やし、1秒間に複数の製品を完成させるパワーアップ手法」です。
1.並列性:
前後の命令に関係性(依存関係)がない場合、それらを同時に処理して時間を節約します。
2.スカラとの違い:
命令を一つずつこなす「スカラ型」を超えた(スーパー)ものという意味。
3.副作用:
回路が複雑になり、消費電力と発熱が増える要因にもなります。
例文
最新のCPUはスーパースカラ構造を採用しており、同じクロック周波数でも旧世代より高い実効性能を発揮する。
同義語: 複数パイプライン方式
対義語: スカラプロセッサ
分類: プロセッサ高速化技術