ハイブリッド暗号方式
意味・解説
「公開鍵暗号」と「共通鍵暗号」の長所を組み合わせた、現代の標準的な暗号化の手法。
公開鍵暗号で「共通鍵(セッション鍵)」を安全に相手に届け、その後の大量のデータ通信は高速な共通鍵暗号で行う仕組み。これにより、「鍵を届ける難しさ(配送問題)」を克服しつつ、「通信の速さ」も確保できる。SSL/TLS(HTTPS)などのセキュアなインターネット通信の根幹をなす。
くわしく
「安全だけれど遅い『公開鍵暗号(大きな金庫)』で、速いけれど鍵が心配な『共通鍵暗号(合言葉)』のメモを送る、いいとこ取りの戦術」です。
1.ステップ1:
送信者が適当な合言葉(共通鍵)を作る。
2.ステップ2:
相手の公開鍵でその合言葉を暗号化して送る(公開鍵暗号)。
3.ステップ3:
届いた合言葉を使って、実際の本文を暗号化して送る(共通鍵暗号)。
例文
HTTPSによるWeb通信では、ハイブリッド暗号方式を採用することで、安全かつ効率的なデータのやり取りを実現している。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 複合暗号方式, ハイブリッド暗号
分類: 暗号化技術