衝突
意味・解説
ハッシュ関数の出力(ビット数)は有限であるため、理論上避けられない現象。衝突が頻発するとデータベースの探索効率が落ちたり、ディジタル署名の偽造が可能になったりするため、安全性の高い(衝突しにくい)アルゴリズムの選択が重要となる。
くわしく
「別の名前のファイルなのに、計算したら同じ『整理番号』になってしまい、箱の中でぶつかる状態」です。
1.影響:
ハッシュテーブルを用いたデータ管理では、衝突が起きると「再ハッシュ」などの複雑な処理が必要になり、速度が低下します。
2.セキュリティ:
暗号学的ハッシュ関数において、意図的に衝突を起こせるペアを見つけ出すことは、セキュリティが破られたことを意味します(SHA-1などはこれが原因で引退しました)。
例文
古いハッシュアルゴリズムにおいて、意図的に衝突を発生させる攻撃手法が確立されたため、より強力な関数への移行が推奨された。
同義語: ハッシュ衝突
分類: ハッシュアルゴリズムの課題