財務諸表
意味・解説
企業の経営成績や財政状態を外部に報告するための書類の総称。
企業の一定期間の活動記録をまとめた報告書。代表的なものに貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)があり、これらを「財務三表」と呼ぶ。株主や銀行などのステークホルダーが投資や融資を判断する際の基礎資料となる。
くわしく
企業の経済的な健康状態を可視化するための「健康診断書」のような役割を果たす書類群である。
1.貸借対照表(B/S):ある時点での資産、負債、純資産を記載し、企業の財政状態を示す。左側に資産、右側に負債と純資産を並べる「バランスシート」の形式をとる。
2.損益計算書(P/L):一定期間の売上高から費用を差し引き、どれだけ利益が出たか(経営成績)を示す。売上総利益から当期純利益までの5つの利益が記載される。
3.キャッシュフロー計算書(C/F):現金の流れを営業・投資・財務の3区分で示し、企業の資金繰り実態を明らかにする。
実務では、競合他社との比較分析や、自社の収益性・安全性のチェックに用いられる。IT投資の承認を得る際も、これらの数値へのインパクト(費用対効果)を説明することが不可欠である。
例文
投資家は企業の財務諸表を分析し、自己資本比率や売上高成長率を確認して投資先を決定する。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、11回登場しています(出題された年度: 10年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 決算書, 計算書類, 財務諸表(B/S と P/L)
分類: 会計