システムテスト
意味・解説
システム全体を本番に近い環境で動作させ、要件定義通りに機能や性能が満たされているかを確認するテスト。
開発したシステム全体を対象に、業務要件、機能、性能(応答速度や処理能力)、セキュリティなどが全て満たされているかを網羅的に検証する。ブラックボックステストの手法を用い、利用者の視点で最終的な品質を確認する工程。
くわしく
システムテストは、全ての部品を組み上げた「完成品」の状態で行うテストです。ポイントは、部品同士の繋がり(結合)が正しくても、システム全体として「目標の速度で動くか」「大量のデータに耐えられるか」「外部からの攻撃を防げるか」といった総合的な品質は、この段階でしか確認できないからです。実務では、単に機能が動くかを見るだけでなく、「負荷テスト(大量アクセスに耐えるか)」「性能テスト(反応スピード)」「セキュリティテスト(脆弱性がないか)」など、非機能要件と呼ばれる側面も厳格にチェックします。V字モデルにおいては、開発の最上流工程である「要件定義」で決めたことが実現できているかを検証する重要なステップです。ITパスポート試験では、「システム全体の機能・性能」「本番に近い環境」「ブラックボックステスト」といったキーワードが正解の決め手となります。
例文
全機能の開発が完了したため、1,000人が同時アクセスしても3秒以内に画面が表示されるかをシステムテストで確認した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、37回登場しています(出題された年度: 23年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)