スコープ
意味・解説
プロジェクトで実施すべき作業の範囲と、成果物の定義。
プロジェクトの目的を達成するために「何を作り、何をするか」という範囲のこと。プロジェクトに含まれるものだけでなく、明確に「含まれないもの」を定義することも重要である。AC(WBS)の作成や、予算・スケジュールの見積もりの基礎となる概念である。
くわしく
プロジェクトの境界線を明確にし、際限のない作業の肥大化を防ぐための管理領域である。
1. 成果物スコープ:作成すべきシステム、マニュアル、データなどの具体的な納品物を定義する。ユーザーの「要件定義」と密接に関わる。
2. プロジェクトスコープ:成果物を完成させるために必要な、設計、開発、テスト、教育といった「具体的な作業」の範囲を定義する。
3. スコープ・クリープの防止:開発の途中で「あれも追加してほしい」と要求が増え続ける現象を抑える。定義されていない作業を安易に受け入れると、納期遅延や赤字の原因となる。実務では、変更が必要になった場合は「変更管理プロセス」を通じて、予算や工期の再調整を行うことがルールとなる。
例文
プロジェクトの初期段階でスコープを文書化し、追加の機能要望については別途費用が発生することを顧客と合意した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、83回登場しています(出題された年度: 27年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 範囲, 業務範囲
分類: プロジェクトマネジメント