プロンプトエンジニアリング
意味・解説
ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)に対して、目的の出力を得るために最適な入力(プロンプト)を設計する技術。役割の指定、文脈の提供、出力形式の指示などを組み合わせることで、回答の精度や安定性を向上させる。
くわしく
プロンプトエンジニアリングは、シラバス6.3で新たに追加された、生成AI時代の必須スキルです。ポイントは、AIの回答品質は「どのような指示を与えるか」に劇的に依存するため、曖昧な指示では不正確な回答(ハルシネーション)を招く恐れがあるからです。代表的な手法として、いくつかの具体例を与える「Few-shotプロンプティング」や、段階的に考えさせる「Chain-of-Thought (CoT)」などがあります。実務では、AIに『プロの編集者』などの役割を与えたり、出力をJSON形式に指定したりすることで、システム開発やマーケティング業務にAIを組み込みやすくします。また、企業秘密を漏洩させないための制約を加えるなど、安全な利用の枠組み作りにも関わります。試験では、生成AIの能力を最大化するための「指示の工夫」を指す言葉として、ハルシネーション対策や業務効率化の文脈で問われます。
例文
プロンプトエンジニアリングを駆使して、顧客向けのメール文案を特定のトーン&マナーで生成させる指示書を作成した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
この用語は生成AIパスポート試験にも出ます
生成AIパスポート試験(生成AI活用普及協会)の公式シラバス第4版では、第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例 の 5-1 に「プロンプトエンジニアリング」として掲載されています。ITパスポートと重なるのは全191語中42語で、その1つがこの用語です。