ACID特性(アシッド特性)
意味・解説
トランザクションが備えるべき4つの重要な性質(原始性、一貫性、独立性、永続性)。
データベースのトランザクションが備えるべき、原子性(Atomicity)、一貫性(Consistency)、独立性(Isolation)、耐久性(Durability)の4つの頭文字を取った概念。これらを満たすことで、データの整合性が保たれる。
くわしく
ACID特性は、データの「正しさ」を絶対に守るための鉄則です。
1.「原子性(Atomicity)」は、処理が「全て完了するか、全く行われないか」のどちらかであることを保証します。
2.「一貫性(Consistency)」は、処理前後でデータベースのルール(制約)に矛盾が生じないことを保証します。
3.「独立性(Isolation)」は、複数の処理が同時に行われても、お互いに干渉せず、順番に行ったのと同じ結果になることを保証します。
4.「耐久性(Durability)」は、一度完了した処理結果は、その後のシステム障害でも失われないことを保証します。ポイントは、この特性が一つでも欠けると、銀行の残高が合わなくなったり、予約が重複したりといった致命的なトラブルが起きるからです。実務では、データベース管理システム(DBMS)がこれらの特性を自動的に管理してくれますが、開発者はこの特性を理解した上で、適切なトランザクションの範囲(どこからどこまでを一つの単位とするか)を設計する必要があります。
例文
このDBMSはACID特性を厳格にサポートしており、高頻度な金融取引データの整合性を高いレベルで保証している。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)