フォルトトレラント
意味・解説
システムの一部が故障しても、予備の装置に切り替えるなどして、全体を停止させることなく正常に動かし続ける設計思想。耐障害性。
コンポーネントを二重化・多重化(冗長化)することで実現する。故障した瞬間にサービスが途切れないのが理想。フェイルセーフやフェイルソフトなどの考え方を包含する、信頼性の高いシステム構築の総称。24時間稼働のサーバーや医療機器などで極めて重要となる。
くわしく
「デジタルの世界における『スペアタイヤ(予備)』を常に回しておく準備」のことです。
1.手法:
二台のサーバーを同時に動かす(デュアルシステム)や、故障時に一瞬で予備に切り替わる(ホットスタンバイ)など。
2.目的:
「壊れても平気(耐性がある)」な状態を作ること。完璧に壊れない機械は作れないからこそ、壊れても止まらない仕組みを作ります。
例文
ミッションクリティカルな金融システムを構築するため、電源やネットワークをすべて二重化したフォルトトレラント構成を採用した。
同義語: 耐障害性設計, 無停止型
対義語: シングルシステム
分類: 信頼性設計